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Technical Diving

テックダイバーに必要な器材

テクニカルダイビング・コンフィグレーション

テクニカルダイビングで使用する器材は、リクレーショナルダイビングで使用するものと基本的な構造は同じです。しかし、段階的減圧停止が必要な大深度、レックやケイブなどの特殊環境に潜るには、堅牢で信頼性の高い、より洗練された器材を選ぶ必要があります。

その選択基準は、「合理性」「必要十分」「予備」という3つのキーワードです。リクレーショナルダイビングの器材では、「便利な機能」を選択基準に考えがちですが、不要なトラブルを避けるために、その機能が「本当に必要な機能」なのかどうかを慎重に判断すべきです。また信頼性が高いという意味は、価格が高いということでもありません。

「何故その器材を選び、何故その場所や位置に装備するのか」という質問に、明確な理由と論理的に納得のいく説明ができれば、そのインストラクターは、経験豊かで有能なテクニカルダイビングインストラクターと言えます。

 

タンクとアイソレーターデュアルバルブ
十分な予備と長時間の潜水を可能にするダブルタンクは、サイズによって12リットルから28リットル程度の容量があります。2つのタンクは、ステンレス製のタンクバンドで固定し、アイソレーター(遮断)バルブ付きデュアルバルブで連結されています。
2つのバルブはネジ込み式のDIN仕様で、それぞれにレギュレーターを取り付け、故障があった場合に問題のある側のバルブを閉じて使用します。またバルブ自体に故障が起きた時にはアイソレーターバルブを閉じて遮断し、残りの片側のタンク内のガスを確保します。
 

 

 
ウィング
テクニカルダイビング用のBCDをウィング、またはブラダーと呼びます。ダブルタンク用のウィングには14kgから32kg程度の浮力のものがありますが、通常18kg程度で充分です。高い強度の熱圧着製法で作られた内袋と頑丈な素材で丁寧な縫製の外袋の二重構造のものを選びます。また、経験の少ないビギナーの場合、「大は小を兼ねる」発想で大きめのものを選びがちですが、大きすぎると抵抗がつき、また浮力コントロールがやりにくくなります。
 

 

ハーネス付バックプレート
ウィングをバックプレートとタンクの間にはさんで固定します。プレートはアルミまたはステンレス製でたわみのない厚みのものを選びます。
ハーネスは1本の連続した帯で、どのような体格体型のダイバーにもタンクとダイバーの体をしっかりとホールドします。クロッチストラップと共にハーネスを正しく適切に調整できれば、ダイバーに最高のトリムを可能にします。
 

 

レギュレーター
どのような環境と条件でも十分な流量のある信頼性の高いバランスドタイプのレギュレーターを選択します。
右側のタンクに取り付けるプライマリーレギュレーターには56cmのBCDのインフレーターホースと182cmまた213cmの中圧ホースでセカンドステージを設定します。
左のバックアップ用には56cmまたは61cmのホースでセカンドステージを顎の下ネックレースで下げ、残圧計には61cmの高圧ホースを設定し、金属ケースのものを選択しましょう。
また減圧用のレギュレーターは1mの中圧ホースを用い、15cmの高圧ホースで残圧計を取り付けます。酸素サービス済みのものを選んでください。
 

 

ゲージとコンパス
数種類のガスを呼吸するテクニカルダイビングでは、減圧ソフトウエアを使いコンピューター上で潜水計画を作成するのが原則です。水中ではその計画のバックアップのためにダイブコンピューターを用います。
またエラーの許容範囲の狭い複雑な大深度潜水では、ボトムタイマーやゲージモードでダイビングが行われています。これらのゲージ類は情報へのアクセスを簡単にするために腕に装着するのが原則です。
 

 

ガスアナライザー
エンリッチドエアや酸素、トライミックスなどの混合ガスを使用するため、必ずダイバー自身でガスの酸素%やヘリュウムの割合を分析し確認するために使用します。
0.1%単位まで分析できるもの選びます。
 

 

プライマリーライトとバックアップライト
ライトはバディやチームでのコミュニケーションをとるために重要な役割を果たします。テクニカルダイビングでは、強くて収束する光、長い照射時間を得るために、通常ライトヘッドとバッテリーが分離したキャニスター型のHIDライトが主流です。
プライマリーライトのトラブルに備えて用意するバックアップライトは、プライマリーと同等の光量と持続時間が必要です。最近では性能の良いLEDライトが出現しています。
 

 

 
ドライスーツ
長い潜水時間と大深度、あるいはケイブなどの低水温の淡水を潜るには、それらの環境に合った保護スーツが必要です。通年をとおして潜ることを前提にすると、関東周辺でもほとんどがドライスーツダイブとなります。深度変化が浮力に影響与えない素材のショルタイプのドライスーツが使われます。水温に合った適切なアンダーガーメントとともに使用します。
 

 

ドライスーツインスフレーション
トライミックスダイビングの時にドライスーツとともに装備します。体温を保持し、アイソバリック・カウンターディフュージョンを避け、ドライスーツの給気回路を独立させることが目的です。
小型のボトルにはアルゴンガスまたは空気を充填し、ファーストステージにはドライスーツへの中圧インフレーションホースとオーバープレッシャー・リリーフバルブを取り付けます。
 

 

スプール
スプールはマーカーブイとあわせて浮上をコントロールする場合に役立ちます。
またレックやケイブダイビングの際のジャンプやギャップ、あるいはセーフティスプールとしていろいろな役割を持ちます。
 

 

 
ガイドラインリール
取手の付いたデルリンなど強度の高い樹脂製のドラムにナイロンラインを巻いたもので、沈船の内部やケイブ内の移動に使用します。絡まない構造のものを選択します。
 

 

 
サーフェスマーカーブイ
減圧停止の指標とするためにスプールで水中から放出し、浮上スピードやチームをコントロールするために用います。またドリフトしながらの減圧にはボートが追跡するための指標ともなります。通常はオレンジ色のものを使いますが、地域によっては、イエローカラーは緊急を意味することもあります。水中では中性浮力であることを前提にすると、選択基準は浮力ではなく環境に合ったザイズを優先すべきです。

 

シーポイントではテクニカルダイビングに関する全ての器材を取り扱っております。
詳細につきましてはスタッフまでお気軽にご相談ください。



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